これまで何となく触れない話題だったのですが、新しいアルバムがでたこのタイミングでこのバンドのことを紹介してみようかと思います。


なんといっても、BLINK182の「enima of america」っていうアルバムがなかったら、今のアメリカのパンクロックの現状は違っていた。
green dayの「dookie」っていう作品がなければ、っていうのと同じくらいに大きな潮目だったと思う。

過去形で言ってしまうけど当時のBLINK182の人気は絶大で、音楽の世界だけじゃなく有名な映画や雑誌なんかにもよく出てたし(当時メロコアバンドとしてはあり得なかった)、彼らを追うようにしてたくさんの若いバンドが新しいレコードレーベルから大量に輩出されてスターになっていった。
ワープド・ツアーなんかもこの前後を機にすっかり様変わりしたんじゃないかと思うし、個人的には良いバンドがたくさんいて、心地いい時代だったんじゃないかなと思います。
ポップ・パンクだけじゃなくてスカパンクとかハードコアとかもごちゃまぜになったシーンはすごく活気があって。

シーンがどう変わったか、ビフォーアフターで雰囲気を感じたい方のために、というか完全に自己満の世界として当時の代表的なコンピレーションCDの顔触れを。


(ビフォー)
NOFX  Dwarves   All  Bouncing Souls  
Voodoo Glow Skulls  H2O   ZEKE     
Union 13   Agnostic Front   Rancid  
Down By Law     Ten Foot Pole  Millencolin Bad Religion    Pulley   Pennywise

(アフター)
New Found Glory  NOFX  Flogging Molly
Anti-Flag  Thursday  Descendents
Bouncing Souls  Yellowcard
Pennywise  Motion City Soundtrack
Sugarcult  The Lawrence Arms
Near Miss  Bad Religion
Good Charlotte  The Casualties
Alkaline Trio  Taking Back Sunday
Simple Plan  Matchbook Romance
The Early November

いざ並べてみると、「いや、そこまで変わってないじゃん。」とか突っ込まれそうな微妙なラインでした。。
だいぶ間が空いてるし、そもそもコンピ出してるレーベルも違うし、これがブリンクのせいかっていうと大いに疑問ではあるけど、ニュアンス伝わればいいかな・・・ニアミスとか懐かしいし。

話を戻すと、BLINK182の魅力は
・とにかくキャッチーで口ずさみやすい楽曲
・歪みを抑えたギターや、独特のベースラインだったり全く新しいサウンド
ってとこでもずば抜けていて、マークとトムとあとトラヴィスの華のあるドラムっていう天才的なトリオはあの時代にハマっていたのは間違いない。

で、若い頃のインタビューを何かの音楽チャンネルで当時みていて、たぶんトムが新しいこともしたいから、もしかしたら次の年はテクノ・バンドとかになってるかもしれないよみたいなことを冗談混じりに言っていたような気がする。

いま考えると、才能があるがゆえのトムらしい言葉で、実際にアルバム「enima ~」や「take off your pants and jackets」で大成功した彼らは、次のアルバムでかなり実験的だった「BLINK182」を発表。大胆な路線転換を図る。

このへんから私はこのバンドから徐々に遠ざかることになります。
嫌いになったとかじゃなくて、フォロワー的なバンドにも本当に素晴らしいバンドがいてそれを追いかけるのが楽しかったから。(具体的にはthe atarisとかnew found gloryとかalkaline trioとか)
それとやっぱりそれまでのアルバム作品がそれだけで満足してしまうくらいの大傑作だったからということに尽きます。

カリフォルニア

カリフォルニア

  • アーティスト: BLINK 182
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2016/07/01
  • メディア: CD
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(次回に続く)